make

現在スタンダードなtarballは拡張子に「xxxxxxxx.tar.gz」と付けられているものがほとんどだ。この形式のファイルは,次のような手順でインストールを行う。

$ tar zxfv xxxxxxxx.tar.gz
$ cd xxxxxxxx
$ ./configure
$ make
# make install
ここでの

  • configure
  • make
  • make install

には,それぞれ次のような意味合いがある。
「configure」は,これからインストールを行うOSのCPUやバージョンを調べたり,必要な関連ツールを調査する。そして,これらの状況を記述したMakefileファイルを作成する。
「make」は,configureで作成されたMakefileを基にしてソースコードコンパイルする。ここでエラーが起こる場合には,configureで環境に沿ったパラメータを付加させなければならない。
「make install」は,makeで生成されたバイナリファイルなどを規定のディレクトリにコピー(インストール)を行う。インストール先のディレクトリは,自分で設定したい場合にはconfigureで「--prefix=/usr/xxxxxx」などとパラメータを付加させる必要がある。

これらの処理がPSP内で行われているのだろうか。