KernelSource

Linux カーネルソースは、非常にシンプルなバージョン番号管理をしている。中央の番号、x.y.z の y が、偶数番号のカーネル(たとえば、 2.0.30)は、安定した、リリース版カーネルで、奇数番号のカーネル(たとえば、2.1.42) は、開発版カーネルである。本書は、安定版 2.0.30 のソースツリーに基づいている。開発版カーネルは最新機能のすべてを備え、最新デバイスをすべてサポートしている。それらは安定しない場合があるかもしれず、それはあなたが Linux に求めるものではないかも?

そもそもLinuxカーネルソースが何なのかがわからりませんでした。安定版と開発版の違いは押さえておく。これで解決されたのが2.4系と2.6系のカーネルが安定系ということ。なぜ、2.4と2.6なのかというのがいまいちわからなかったのだが、これでわかったような気がする。わかったような気になっているだけかもしれないが。

メジャーな Linux ディストリビューション( Craftworks, Debian, Slackware, Red Hat などなど)ならどこでも、カーネルソースが同梱されている。通常、システムにインストールされた Linux カーネルは、そうしたソースからビルドされている。

RHEL4にはカーネルソースは含まれていないらしい。